.jpeg)
1月1日、正月、謹賀新年。
一年などいつから始めても良いと思うものですが
此の国は会計年度は4月に欧米では10月に始まります。
なのに此の時期に新年を置くのは冬至を意識しての事だと思います。夏至から毎日日が短くなり此のまま闇の国へ向かうのかと不安になりますが実際は冬至からまた光の国へと向かいます。人は僅かでも光が見えれば先に進む事が出来ます。
暗い夜に星が耀くのは救いです。遥か彼方に光る星が在ることで僕らは孤独でないと思えます。その昔耀く星を繋いで様々な物語を綴った羊飼い達も同じ気持ちだったと思います。
そしてその星達は船や旅人を正しい方向へ導きました。
光はいつも僕らのコンパスです。
現代は電脳開発が進み僕らは光ではなくAIに導かれようとしています。米科学雑誌が終末時計が残り時間史上最短の89秒になったことを伝えています。これは核使用のリスクやAIの軍事利用による結果ですがもし機械が人間の命を奪う決定を下し実行することになれば
昔見たSF映画の様にその後に待つものはデストピアです。
此のような世界を作ろうとしているのは僕ら人間ですが
此を止めることが出来るのも僕ら人間です。
民主主義も共産主義もキリスト教もイスラム教も仏教も基本理念は人が人らしくヒューマニティを忘れずに生きていくことだと思います。人より多くを得るよりも人に多くを与える方が
喜びが大きいことを思い出す事が大切です。
僕は無力な絵師ですが自分の眼に映る快いリズムを描く事で此の厳しい時代を生きる同胞に少しでも安らぎを配れたらと考えながら今日も筆を持っています。
此の新しい年に無益な争いが止まり
皆が分け合い触れ合い愛し合うようにと祈る新年です。
2026年1月 笠井正博



